?@ 政策立案
政策立案業務とは、行政機関における方針や決定事項を表すものであり、法令関係と閣議関係に分けられる。具体的に扱う文書としては、法令関係では、国会提出法律案、要綱、参照条文などであり、閣議関係では閣議決定、関係閣僚会議申し合わせなどが含まれる。
?A 指示・指導
指示・指導業務とは、行政機関間あるいは行政機関が事業者等に対して行うものであり、試行義務の有無には関わらない。具体的な文書例としては、訓令・通達及び法令疑義照会・回答書などが含まれる。
?B 調達
調達業務とは、入札、業者選定、契約など、政府調達に関する全ての業務を指す。扱う文書例としては、契約書、見積書、伝票、物品管理簿、歳入管理簿などが含まれる。
?C 届出・申請
届出業務とは、個人あるいは事業者が届け出た事実に対して、行政機関が管理することを指す。文書例としては、印鑑登録、出生届け、商業登記などがあげられる。又、申請業務とは、個人あるいは事業者がある事実の証明を求めた場合に、その証明書を発行することを指す。文書例としては、住民票、運転免許証、納税証明書などが含まれる。又、企業などの申請に関して継続的な報告や監督に関する文書も含まれる。
?D 情報提供サービス
情報提供サービス事業とは、行政機関において行われた様々な調査結果や統計結果を国民に還元することを言う。文書例としては、白書、調査結果報告書、各種統計、行政情報などが含まれる。
?E 内部事務
内部事務とは、行政機関を運営するために必要な上記文書以外の内部の処理全てを指す。扱われる文書には、組織体に関する文書として予算要求書、事業計画書、事業報告書などがあげられる。又、職員に関する文書としては人事辞令、給与明細書などが含まれる。
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